2023.12.20

52期 上徳谷如 ~挨拶・あいさつ~

先週の土曜日、武蔵一宮氷川神社にて水路清掃が行われました。

これは毎年、新年を清らかな空気でお迎えしようと地域の皆さまが集まり行っている清掃奉仕活動です。当社からも10名の方が奉仕活動に参加してくださいました。

また、同日にはパレスホテル大宮にて現場の最前線を守る埼玉(一部、千葉)エリアのパート社員さんを対象としたイベント「笑顔の集い」を開催致しました。

191名のパート社員さんに参加していただき、美味しい料理と素晴らしい音色の音楽、そして大抽選会に加え、日ごろゆっくりお話ができない本社職員との会話や交流を楽しんでいただき、大盛況の会となりました。
当社では今や3400棟の施設、建物に約2300名の職員、社員が勤務し、日夜安心・安全・快適をご提供しております。

そのうち、埼玉エリアでは2100棟のビルを約1400名が、東京・横浜・千葉エリアでは1300棟を約900名の社員が活躍しております。
今年は埼玉会場、東京会場の2会場で2週連続してこの「笑顔の集い」を開催することができ、数年来の念願を叶えることもでき、当社の歴史の一ページを刻むことができたと思います。
50年間において、これだけ多くの建物に対して、多くの社員さんとともに夢を追いかけることができ、とても嬉しく思い、心から感謝が湧き上がってまいりました。

 

さて、今回は「挨拶」について先日ある方よりこの二文字についての意味をお教えいただきましたので、「挨拶」についてお話したいと思います。

「挨」・・・心を開く、目線を同じくする、相手を慮る、素直、虚心坦懐
「虚心坦懐」とは、なんのわだかまりもない素直な心で物事にのぞむこと。また、そのさま。
「虚心」には心に先入観やわだかまりがなく、ありのままを素直に受け入れることのできる心の状態。
「坦懐」はわだかまりがなく、さっぱりとした心。平静な心境。

「拶」・・・相手に迫っていく

私自身、この「挨拶」の意味を教えていただき、「挨拶」にはそのような意味が含まれていることを知らなかった自分を省みました。

なぜならば社内で、「『挨拶』はコミュニケーションの基本だよ!」「挨拶がしっかりできていない職員がいる!」と、指導を行っていたからです。

素直な心で、自らの心を開き、相手を慮って、相手の目線に合わせて、迫っていく挨拶が私たちが日頃実践する「挨拶」です。

「挨拶」

この二文字、日常当たり前に行われる「挨拶」の意味をしっかりと噛みしめて行うこと、これは実は日常生活のコミュニケーション、人間関係の全てを表している、本質だと感じました。
たかが挨拶、されど挨拶です。

挨拶が変われば人生が変わる!

日頃の「挨拶」にはそんな力があると気づかされました。
年末のご挨拶、年始のご挨拶等これからの時期は、日常の挨拶とは異なるご挨拶の場も増えてまいります。
お客様、取引先の皆さま、地域の方々、そして一番身近な一緒に働く仲間や家族にこの「挨拶」を実践してまいりたいと思います。

今年もあと2週間となりましたが、どうぞよろしくお願いいたします。