2020.09.29
背景と目的を再確認
当社では創業以来、毎年現場で働く社員さんたちの社員旅行を実施しています。
今年も5月に計画をしていましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言により残念ながら中止となっていました。
そこで、「このコロナ禍で何ができるのか?」ということを考えまた、「そもそもこの旅行の目的は何なのか?」ということについても私を含め役員全員で改めて深く考えなおし、”社員さんの絆づくり”、”日々の感謝を心からお伝えするため”という原点である目的に立ち返り、当社の創業の地である大宮の街を散策するミニツアーを9月より月2回開催しました。
開催をして改めて感じたことは、長年継続的に取り組んでいるものほど、どのような背景でそれに取り組み始め、何のために行っているのかという目的を考えずに取り組まれているものが多いのではないかということです。
何事も目的とそれを達成するための手段(手法)から成り立っています。
しかし、時として本来の目的を見失い、その手段(手法)をとることが目的となってしまっていることがあります。
コロナ禍では様々な場面で制約がつきまとい、新しい生活様式に代表されるように新しい価値観が必要となります。
仕事においても思い切って発想を変えるチャンスでもあります。
その際には、背景・目的・手段(手法)のフレームワークを意識して、整理して考えることが大切になります。
コロナ禍の今だからこそ一度立ち止まり、当たり前に行っていたことの背景・目的からきちんと捉え、何をすべきか改めて考えていきたいと思います。