2022.04.06

51期 上善水如 ~財(たから)となる人財へ~

先週金曜日に毎日興業グループの入社式が執り行われました。

新社会人となって未来に夢と希望を抱いた、10名の新入職員が新たに毎日興業グループの一員として入社しました。
同じ志、そして夢を目指す仲間が増えることはとても嬉しいことです。
入社式において新入職員より一人ずつ挨拶をいただきましたが、その挨拶の中で「人材の材の字が一日も早く“財(たから)”となれるように、一生懸命に努力していきます」と挨拶をした新入職員の「材の字が“財”となれるように」と言う言葉が私自身の心に突き刺さりました。
そして改めて、会社にとっての「ジンザイ」とは何か、その言葉を調べてみました。

「人材」 才能があり、役に立つ人。有能な人物。実務を適切に処理できる実力ある人。

「人財」 人は会社の経営資源であり財産であるという意味。会社にとって利益を生み出す存在であること。

*利益とは、売上利益のお金として利益だけではなく、お金として換算できなくてもその人の行動、言動、取り組みが会社にとって有益性があること。

「人在」 会社にただいるだけの人と言う意味。過去の実績はあってもそれ以上の成長が期待できず、ただそこにいるだけの人。

「人罪」 会社にとってお荷物となる人を表す。実績や成長も見込めず、人は雇っているだけでコストがかかるため、コスト以上の成果が出せない人。

毎日興業グループでは、経営基本理念に「人が信頼を築き、・・・」と冒頭に謳われている通り、職員、社員はみな「人財」になるために成長し、努力し続けられることが求められます。

新入職員を受け入れる各部署では、ベテランでも昨年入社した2年目でも、新入職員にとっては先輩となります。それぞれの立場において一生懸命に会社や仕事を語り、会社や自らの夢を語れることが、会社にとっての真の「人財」となります。もしかしたら、自信がないメンバーもいるかもしれませんが、その時には、「経営基本理念」、「経営基本方針」「行動指針三原則」に立ち返り、実践する姿勢が、当社にとっての「人財」となり、必然的に会社とベクトルを合わせ部下の手本となることができると思います。

先輩となる職員は、自らが「人財」へと努力している背中を見せ、新入職員はその姿を見ながら成長をしていって欲しいと思います。

 

※「上善水如」は本来は「上善如水」と表記しますが、今期スローガンとして独自の表記を採用しております。