2019.01.23

静岡市役所で手話応援の事例発表を行いました

1月21日(月)静岡市役所に招かれ、市職員の夜間講座で『手話応援』の事例発表の機会をいただきました。

静岡市では、手話を福祉という視点からではなくもっと気軽に市民に触れてもらうような機会をつくれないか

模索していたそうです。

そんな中、大宮アルディージャの手話応援を知り、夜間講座での事例発表となりました。

手話応援実行委員会側として参加したのは、手話応援歌の制作者の一人である大宮ろう学園教諭の江藤さん、

チーム側として手話応援の準備に携わっている大宮アルディージャの池田さん、そして実行委員長の私です。

静岡市側からは、静岡市職員による手話サークルのメンバー、聴覚障害者団体の方々、

そして職員で手話に興味を持たれている方々が参加されました。

静岡市でも駿河区のゆるキャラ『トロベー』

その応援ソング『トロベーといっしょ』に手話の振り付けをして手話の普及をはかろうとしているので、

多くの職員の皆さんが参加しました。

開会前にテレビ埼玉の番組『oleアルディージャ』のDVDを視ていただき、

大宮アルディージャの池田さんが中心となって手話応援のプレゼンテーションを行いました。

手話応援が生まれた経緯、今それだけ多くの人や団体・企業が関わっているかなどご紹介しました。

そして、大宮ろう学園教諭の江藤さんが手話応援『愛してるぜ!We are Orange』の実技指導を行い、

参加者全員で実演にチャレンジしました。

夜間講座の最後には、私たちも一緒に『トロベーといっしょ』を手話で歌ってみました。

私たちの場合は、大宮アルディージャの応援に障がいを持たれている方も一緒に参加していくためには

どうしたら良いのかという考えから、「サイン=手話」を思いついたのですが、

静岡市の場合は、手話をもっと市民に広めていくためにはどうしようかという考えからです。

順番は違うが結果は同じです。

『愛してるぜ!』のサイン、これが手話のサインの象徴だと私たちは考えています。

『愛してるぜ!』のサイン、広がっていく予感がします。

また、昨年埼玉県で開かれた全国ろうあ者体育大会で、当社が提供したスタッフTシャツ『愛してるぜ!Tシャツ』

これも印象深かったようで、話題に出てうれしかったです。

6月に今年も手話応援デーを行います。

静岡市からも参加していただける方がおられるとうれしいです。

写真は、皆で『愛してるぜ!We are Orange』を練習しているところと、『トロベーといっしょ』を手話で歌っているもようです。