2018.03.11

東日本大震災7年目を迎えて

7年前の今日、東日本大震災が起こりました。
私は当日、桜木町オフィスにいました。
田部井社長(当時)より「ビルの中にいた方が安全だ」と言われ、オフィス内にいた職員は全員ビルから出ることはありませんでした。
揺れが終わってから、若い女性職員が皆にお茶を出していたのを同じビルの他社の方が見て「若いのに落ち着いている」とびっくりされていました。
当社の使命は、お客様から要請に対してすぐお応えしていくことです。
ところが、停電が起きると、電話、コンピューターが止まってしまいます。
まず電気を確保しなければなりません。
そこで、発電機を2台動かすことにして、そこから電話の交換機と機械警備及び顧客管理のシステムが動くよう、事務所内の電気工事を、電気工事の免許を持った職員がすぐ行いました。
これにより、機械警備の異常、設備異常、お客様からの要請を受けることが出来るようになりました。
そして、800件を超えるお客様からの要請にお応えすることができました。
その後の計画停電も電源の確保が出来ていることにより、何とかお客様の要請にお応えすることが出来ました。
電気だけでなく、通信、燃料、食料などの課題についても、近所の方々や職員、職員の家族の支援により乗り越えることが出来ました。
私たちは、この経験を大切にして、万一の対策を打っておかなければいけないと考えております。
地域とともに 毎日興業