2019.10.07

COOL CHOICE 賢い選択 秋は外気冷房で空調負荷を軽減

秋は「外気冷房」で、効率の良い省エネ運転をしましょう。

10、11月は、部屋の室内温度が、外気温より高い場合は、外気取入れによる「外気冷房」が省エネとなります。部屋の温度より、低い外の空気を取入れれば部屋が冷えます

また、外気取入れだけでは、暑い場合、同時に空調の冷房設定温度を高めにして運転す ることも省エネとなります。

秋・春は外気取入れで、空調負荷の軽減を図りましょう。

尚、真夏・真冬の必要以上の外気取入れは、逆に空調負荷が増大します。

例えば、真夏の外気 30℃以上を、真冬は外気5℃以下を建物内に取入れることになり、冷房・暖房負荷が増し、空 調の負担は大きくなります。

外気より室内が暑くなる春・秋に「外気冷房」は、昔からの省エ ネ手法となります。

オフィスビル、商業施設などの 建物では換気設備が備わっているため、窓を開けるのではなく、この設備を利用した換気、外気冷房をお勧めします。

新鮮外気取入れの目的で設置されている全熱交換器、外調機、給気口と天井扇にて外気冷房を すれば、機器のフィルターを介して外の空気を部屋に取入れ、汚れた室内空気を排気するた め、ほこりや花粉、虫などの影響はありません。

窓を開ける場合は方位の違う窓を2ヵ所以上開け、風圧差が生じないと部屋の空気は移動し ません。また、雨が降っている時に窓を開ければ、“湿気”が部屋にこもることになります。

秋はビル共用部の空調を停止するか、必要最小限で無理・無駄を省きましょう。

外気温が日中、目安25℃を下回るようになったら共用部(エントランス、ELVホール、通 路)の空調運転は停止し、換気機器のみ運転することをお勧めします。

共用部は、人が行き交 う歩行スペースですので、常時、人が居る空間(居室)ではありません。

冷房運転になってい たら停止するか、必要最小限の運転台数や運転時間の見直しをしましょう。

外気温が更に下回る時期、 11、12月になってから暖房運転は開始し、室温計が18℃~22℃(平均20℃)なるよう暖 房運転しましょう。

省エネ28℃設定’が広く喧伝されましたが、これは「冷房」の室内温度となり「暖房」で は変える必要があります。

空調機は外気温とリモコン設定温度の差が大きいほどエネルギーは 多く消費されます。

冷房と暖房は設定温度を変える必要があることを理解しましょう。

特に 共用部のエントランス・通路などは、上着やコートを着た状態で利用しますので過剰な暖房設 定は無駄な二酸化炭素排出となります。

(但し、老人ホーム、病院などのエントランスや通路は‘待合’スペースも兼ねますので、利用者様に配慮した設定温度にて運転しましょう。)